昨年末「前を通りかかったらよさそうだったから」と言ってご来店のドイツ人ディルク・オブシェンカさん。
一人旅で人恋しかったのか、いろいろ話しかけてくださいました。
新車のテストドライバーというちょっと変わった職業で、世界各地の自動車製造現場を渡り歩いているそうです。
日本メーカーのドバイ工場でも働いたことがある、ということ。
でも、どうして日本人でなくわざわざドイツ人の彼がテストドライバーをしているのでしょう?
中東では、役人とのやり取りが難しい。
わいろを要求されたりとか。
日本人はそういうのが面倒くさいみたいだし、そんな現場に慣れている僕のような人間が重宝がられる。
そんな世界を見てきた経験から彼が言うのは、
もう、チェーン店なんかみんな飽き飽きしているよ。どこへ行っても同じだし。
こういう小さくても雰囲気の良いお店を探しているんだ。
とのこと。
おいしかった!と褒めてくれて、朔の感想を紙にこう書いてくれました。
gemütlich
どうも英語でこの言葉を説明しきれなかったようです。
後で意味を調べてみると、ドイツ語で「居心地の良い」ということなんだそうです(よかった、変な意味じゃなくて)。
そんなディルクさんに一言お願いしました。
ありがとうございました!