目立たないですが、朔に楽器が置いてあるんです
店の端のほうにおいてあるこれ、なんだかわかりますか?
楽器なんです。
「ムビラ」といいます。
アフリカ、ジンバブエの伝統楽器なんだそうですよ。
いくつもついている鉄の棒の部分を指ではじいてならすんです。
別名「親指ピアノ」。
こんな経緯で朔にやってきました
料理長と一緒に旅をしていたときにベトナムハノイで知り合ったNさん。
私たちととても気が合い、その後同じようなルートを通っていたので、何度も出会い別れ、ときには一か月以上も一緒にインドネシアやマレーシアを回った旅友達です。
そのNさんが、その旅で私たち二人と別れた後アフリカにわたり、ジンバブエで買ってきてくれたお土産がこのムビラなんです。
だから本場で仕入れてきたものなんですよ。
ムビラはこんな音がするんです
並んでいる棒をはじくとド・レ・ミのようにきれいに音が並んでいるように思えるんですが、まったく違う文化から発生した楽器なので、やはりそうはなっていません。
途中でズルッとくるんです。
こんな風に。
でも、ちゃんとした人がちゃんと演奏すると、とても美しいメロディーとなります。
ちょっとこちらをご覧ください。
ぜひ触って奏でてみてください
ムビラファンの方というのがいらっしゃるようで、「外からムビラが見えたから!」と言って朔に入店したお客様もいます。
その人も上手に演奏してくれました。
ちょっと触ってみたい、という方、どうぞご遠慮なく。
実際に爪弾いてどんな音がするのかぜひご自分の耳で確認してみてください。
全国のムビラファンの方々も石垣島にお越しの際はぜひ朔へどうぞ!