あの香りだけは苦手、という方はつい心配になってしまいます

カレー、エスニック料理、好きなんだけど、あの香りがちょっと苦手。
独特の香りははまる人にとってはたまらなく好きなものになりますが、食べ付けないと料理に入っているかどうか心配になります。
あの香り、パクチーです。

 石垣島のカフェ&カレー「トラベラーズカフェ朔」のパクチー

朔のカレーにパクチーは入っているのでしょか?

パクチーはタイ語。
中国語ではシャンツァイ(香菜)、英語でコリアンダ―。
どれも日本で耳にします。
一般にパクチーといってイメージするのは、その香りを伴う葉の部分ですが、カレーにはよく種の部分を使って香りや味をつけることがあります。
朔のカレーにも種の部分を粉にしたスパイスは多くつかわれています。
ですが、こちらはパクチー嫌いの人でも全く気にならないと思います。
香りが全然違うんです。

石垣島のカフェ&カレー「トラベラーズカフェ朔」のヤムウンセン

どうしてもパクチーが食べたくないときは

では、問題のパクチーの葉は?というと、カレーに限らず他のメニューでも、主に飾りとして料理の仕上げに上から散らす、乗せるだけという使い方をします。

ですから、テーブルに料理が届いからでもよけて食べることも可能です。
ただし、たまに細かく刻んだ葉と茎を乗せることもあります。
茎も同じ香りがしますし、刻んだ場合、よけにくいかもしれません。
どうしてもパクチーの香りがだめ、と言う方は、やはりご注文の際にお知らせしていただけるとパクチーを使わないものをお出しすることができます。

「今日のカレー」の中で「コリアンダチキン」というカレーだけは、カレー本体にコリアンダの葉を混ぜ込んでいます。
もしかしたらパクチーが入っていることに気付かない方もいるかもしれません。
独立していないので、それ自体の香りは薄まっているからです。
ただ、やはり気になる方は他のメニューからご注文することをおすすめします。

石垣島のカフェ&カレー「トラベラーズカフェ朔」のタイグリーンカレー

実は、パクチーの葉は季節限定ものです

朔で使用しているパクチーは地元石垣島産のものを基本に使っています。
実は石垣島産のパクチーは2月~5月ごろまでしか手に入りません。
夏になるともうなくなってしまうんです。
地元のパクチーがない季節には、パクチーのかわりにオクラなどを乗せて対応しています
(コリアンダチキンに使うパクチーはやむを得ず内地から取り寄せたものを使います)。
パクチー嫌いな方もその季節は大丈夫ですよ。